OUR APPROACH
若年妊娠したシングルマザーの雇用
タンザニアでは3~4人に1人の割合で15~19歳の女の子たちが妊娠し、年間6,000人以上が退学をしています。
妊娠した女の子たちは「学歴・金銭支援のないシングルマザー」になってしまいます。 「子育てをしながらでも学び続けたい。」「しっかり稼いで子供を養いたい。」その想いを形にしていくための、再スタートの機会を提供しています。
貧困層の女の子たちへ生理用ナプキンの無料配布
タンザニアには、女性にとって大きな問題があります。
それは生理の貧困です。
タンザニアは人口の約45%の人が貧困ラインと呼ばれる1日280円以下で生活しており、代わりに使う布やスポンジから感染症の危険があります。
また、生理用ナプキンを買えない学生は、経血漏れを心配し生理期間3～5日間は学校に行かないということを毎月繰り返すことで、授業についていけなくなってしまい退学してしまいます。
若年妊娠を予防するための性教育の授業
若年妊娠になってしまう原因は、正しい性知識の不足や知人からのレイプによるものです。
生理用ナプキンを学生に無料配布する際に、講義を通して性教育や「NOと伝えてもいいんだよ」とライフプランニング教育も一緒に提供することで、次の若年妊娠を防ぐための活動もしています。
代表のメッセージ
菊池モアナ
LUNAサポーターについてお読みいただきありがとうございます。代表の菊池モアナです。私自身もシングルマザーを経験したことで、彼女たちの痛みを身をもって体験することになったのですが、私には周りのサポートがいつもありました。そのようなサポートが得られないタンザニアの女の子たちを今度は私が応援したいと思っています。
